秋の上海というと、金色に染めたプラタナスの並木道に隠れた年月を感じさせる洋風の建物が整然と立ち並ぶ街を連想させる。
紺碧の空に爽やかな秋風、街角に漂うコーヒーの香りを匂いながら上海通なら知るぞの一味違う上海を楽しんでみよう。
東平路
場所:徐匯区
賑わう商店街に隠れている長さ400mほどしかない閑静で上品な街道で、歴史名人たちの豪宅がここに集中している。かつて上海では有名な恋人のストリートの一つ。
巨鹿路
場所:黄浦区、静安区
長さ2290mのこのストリートには数多い歴史保護建築がズラリと立ち並んでいる。洋風建物と上海風里弄が妙に交わり、レトロでモダンなお店が多いため若者たちがよく集まる地域でもある。
復興西路
場所:徐匯区
長さ約1㎞のこの街は大半がフランス租界時期のストリートで、沿線にはフランス風の高級住宅が立ち並んでいる。高く伸びたプラタナスの並木道や上品な洋館、洒落な店たちが、フランスの何処かの街に身を置いているような錯覚さえ感じさせる。
新楽路
場所:徐匯区
復興西路と同じようにヨーロッパ情緒漂う短いストリート。杜月笙の旧宅や道端に停まっている高級車などが、このストリートの歴史深さを示している。
余慶路
場所:徐匯区
バスが通らない静かなストリート、落葉景観道の一つのため深秋が見どころ。
富民路
場所:徐匯区、静安区
繁華街と程よく離れられたお洒落なストリート。カフェ、上海ローカル料理、洋式料理、東南アジア料理などいろんな種類の料理店が揃っている。
紹興路
場所:黄浦区
出版社、ギャラリー、書店などが多い「出版街」とも呼ばれている文芸の香り深いストリート。
武康路
場所:徐匯区
100年歴史を持つオールドなストリート。シンボル建物の武康大楼を始め、30軒余りの歴史建築物が静かに旧上海の物語を語っている。
武康大楼