季節は巡り、歳月は移り変わります。ウイルスが猛威を振るった2020年子年を送り、活気に満ちた2021年丑年を迎えました。春節、新しい夢と希望が膨らむこのひと時に、中国各地がら日本の皆様への祝福とご挨拶をお届け致します。中国駐大阪観光代表処2021「歓楽春節」の一環として、江蘇省と連携し、心を込めて厳選したプログラムをご用意いたしました。どうぞお楽しみください。
秦淮提灯祭は「金陵提灯祭」、「夫子廟提灯祭」、「南京提灯祭」とも呼ばれ、毎年の春節から上元にかけて行われます。魏晋南北朝時代から始まり、唐朝に賑わい、明朝に盛りました。明の太祖朱元璋は南京で上元提灯祭を行うと提案しました。その後、南京は「秦淮提灯祭は天下一」という美名を博し、飾り提灯をかけている画舫も有名になりました。秦淮の華やかな提灯は印象に残り、繁栄している町が古い風情が溢れています。秦淮提灯祭はすでに江蘇省で規模が一番大きく、新年の雰囲気が一番濃厚、影響が一番強い伝統的な民俗文化活動となりました。2006年、「秦淮提灯祭」は第1期の国家級無形文化遺産名簿に入選されました。
魚躍龍門 趙有志
昆曲は中国の伝統演劇における一番古い劇種の一つで、「百戯の祖先」と呼ばれています。江蘇省の昆山市から起こり、600年以上の歴史を持っています。2001年に国連ユネスコ無形文化遺産の代表作名簿に入選されました。『牡丹亭』は明朝の戯曲家湯顕祖の代表作で、昆曲の芸術史に衰えることなく古典作品でもあります。作品は杜麗娘と柳夢梅の恋話を語りました。『遊園・驚夢』はその中で一番忘れれない部分です。高雅な台詞、婉曲な節回し、繊細な演技は昆曲のしなやかで美しい特徴を展示しました。
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