広西チワン族自治区巴馬ヤオ族自治県
中国広西チワン族自治区巴馬ヤオ族自治県は巴馬にある長寿養生国際観光核心区だけでなく、中国の「革命老区」、重度の貧困県でもあります。巴馬は観光、健康とその他の生態産業を通じて、「貧困地区ほど高品質な発展を保ち、 貧困地域ほど開放・発展の道を歩む」という理念に沿い、観光発展と貧困脱却堅塁攻略の同時計画を推進し、龍頭企業の導入と共に、全域観光を造りだし、「観光には足し算をし、貧困には引き算をする」ことに成功しました。2020年に、全県が貧困脱却基準に達しました。
中国内モンゴル自治区興安盟アルシャン市
アルシャン市は中国内モンゴル自治区興安盟北部に位置し、大興安嶺西南山麓にまたがっており、中国の最高経度の都市の一つです。特徴ある地理的位置からこの小さな町では草原と森林が結びつき、湖と火山のコントラストや、温泉や雪氷が織りなす景観に恵まれました。アルシャン市の貧困村すべてが、観光地内あるいは観光地の20キロの放射範囲内に分布し、すべて農村観光を展開する客観的な条件を備えています。10数年来、アルシャン市は次第に、行程「全域観光+五小経済」のモードを探索し、世帯ごとの施策により小栽培、小養殖、小商業、小労務と小協力など5種類の経済発展モードを普及させ、全世帯に対する産業貧困扶助を実現しました。アルシャン市は観光地、企業、有能者全投入の作戦を取り、「観光+貧困扶助」を手段に貧困人口の安定的な貧困脱却を促進する希望的道を歩み出しました。山林田野の特色ある種養業の発展に力を入れ、高寒鉱泉水稲の試験栽培に成功し、「花海楽土」体験区、水産業、鹿産業などの「観光+」モデルを展開しました。2019年4月、アルシャン市は正式に国家級重点貧困県のリストから外すことができました。