6月29日、大阪の梅田で開催された「旅博2024 in梅田」において、中国駐大阪観光代表処、河南省文化観光庁、湖南省文化観光庁が共同で出展し、日本の皆さんに「Nihao! China(ニーハオ!チャイナ)」の国家観光イメージと最新之日本語版「中国決済ガイド」を紹介しました。また、河南省と湖南省の文化観光セミナーも行われました。
河南省文化観光庁は、会場の観客に素晴らしい中国古典舞踊を披露し、古代王朝の都としての物語を語り、大きな拍手を受けました。150名定員のセミナーでは、太行山や雲台山の美しい景色、河南省の歴史的な深みに加えて、現代のテクノロジーであるAI技術を活用した博物館での「生きている」文化財の新しい体験や、中国最大規模を誇る劇場型テーマパーク「只有河南・劇場幻城」でのタイムトラベル体験など、河南省の「トレンディー」な側面も紹介しました。
湖南省文化観光庁は、湖南の自然美、革命ゆかりの地、休暇の楽しみ、豊かな歴史、そして農耕の伝統など、「五つの魅力」を際立たせて紹介しました。会場の観客には、映画「アバター」の原型となった武陵源の自然の驚異を見せるとともに、湖南の文化的背景や豊かな少数民族の生活を紹介しました。また、湖南の現代的で活力ある一面を表現する、熱烈で誘惑的な湘菜の美味も紹介しました。
続いて登壇した吉祥航空日本支社の董蔚支社長は、吉祥航空の航空路線、提供サービス、及び運航状況について案内しました。特に、「コロナ禍でも大阪線を飛ばし続けた」という発言は大きな反響と拍手を得ました。
中国のブースでは「Nihao! China」の愛らしいパンダのキャラクターに多くのお客様が引き込まれ、思わず写真を撮る光景が続出しました。多くの方たちは、日本語版の中国決済ガイドや、河南省と湖南省の最新の観光パンフレットに大きな関心を寄せ、会場から帰る際には、参加できなかった友人たちにも何冊か持ち帰りたいと話していました。中国ブースの資料は開始から1時間余りでほとんどなくなり、セミナー「ニーハオ!チャイナ~河南省・湖南省へ行こう」の会場も早くから入り口に長蛇の列ができました。来場の皆さんは、早くビザ不要で中国への旅行が再開されることを切に願っていました。
「旅博2024 in梅田」は関西エアポート主催のもので、新型コロナウイルス流行の影響で中止されていた「関空旅博」が、「行きたい旅が、みつかる。」をテーマに5年ぶりに復活した海外旅行の祭典です。会場の盛況さから、海外旅行市場の復活を実感しました。