
【世界文化遺産】 西夏陵|賀蘭山の下に刻まれた王朝の記憶
2026-04-09


土鍋でじっくり炊き上げる、潮州発祥の粥料理。
米粒の形をほどよく残しながら炊き上げるのが特徴で、とろみの中に軽やかな食感が感じられます。新鮮な魚介を加えることで、澄んだ旨みが全体に行き渡り、やさしく奥行きのある味わいに仕上がります。
潮汕地区(ちょうさんちく)は広東省東部の沿海エリアに広がる文化圏で、豊かな海の恵みとともに食文化が発展してきました。この砂鍋粥にも、そうした土地の風土が色濃く息づいています。広東の点心文化とは異なり、素材そのものの風味を引き立てる、滋味深い一品です。
■ 基本の作り方
① 下準備
米を軽く洗い、30分ほど水に浸します。エビやカニなどの具材もあらかじめ下処理しておきます。
② 炊く
土鍋(または鍋)に水と米を入れて強火で加熱し、沸騰後は弱火にしてじっくりと炊きます。
③ 具材を加える
米がやわらかくなり、とろみが出てきたら具材を加え、弱火で煮込みながら旨みを引き出します。
④ 仕上げ
塩と胡椒で味を整え、ネギや生姜を加えて香りを添えます。温かいうちにいただくのがおすすめです。
シンプルな工程で仕上げる砂鍋粥は、素材の持ち味を最大限に引き出す料理。
やさしい味わいとぬくもりが、食事の締めや静かな夜のひとときを、穏やかに包み込みます。