広西チワン族自治区は中国大陸南部に位置し、西はベトナムと国境を接します。その名の通り、少数民族のチワン族が多く暮らし、中国の9割のチワン族が同自治区に在住しています。ヤオ族、ミャオ族、トン族などを含め、住民の4割弱が少数民族となっています。
自治区で有名なのは桂林の「漓江(りこう)下り」です。桂林から陽朔(ようさく)までの70㌔を4時間半かけてゆったりと下ります。川の両岸にカルスト地形の山の景色が広がり、その景色は水墨画の世界と形容されます。
漓江下り終点の陽朔はもともと多くの西洋人が在住していたこともあり、カフェやショップなどおしゃれな街並みを成しています。
桂林郊外の龍勝は棚田の美しい景色が有名です。