浙江省は中国沿海部の省で、北は上海市と江蘇省、西は安徽省と江西省、南は福建省に接しています。省都は杭州で、日本との間に直行便が運航されています。
この杭州、中国の有名な古都の一つで、古くから「上に天国あり、下に蘇州・杭州あり」とうたわれたほか、元の時代にイタリアの旅行家マルコ・ポーロから「世界で最もきれいで富のある都市」と称賛されています。
市街中心の西にある西湖は杭州で最も有名な観光スポットで、「中国十大風景名勝」に挙げられるほか、2011年に「杭州西湖の文化的景観」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。
周囲43.3㌔、面積6.5平方㌔の湖に「西湖十景」と呼ばれる美しい眺望スポットがあります。そのうちの一つ、「雷峰夕照」は雷峰搭という高さ70㍍の搭が建ちます、頂上から西湖の景色を一望できます。
遊覧船や、十景を巡る電動カートも運行されています。