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2023-01-15のんびり楽しめる四川での春節(日本語字幕)
どの都市にも独自の魂があり、四川省の人たちはこの都市を「安逸」と表現しています。茶楼ではお年寄りが静かにお茶を飲み、日光の下では猫がのんびりと過ごし、竹林ではパンダが伸びをし、眠ったり、竹をゆっくり食べています。彼らが生活するこの故郷を細かく観察すると、彼らは町の急成長を心の中で驚きながらも、四川の変わらない生き生きとした雰囲気を感じているのかもしれません。これはこの土地の代々の人々に影響を与え、この土地の人たちも自分の方法でこの雰囲気を守り、受け継いでいます。
こんな四川ですから、ここで過ごす春節も一味違って、芯までほっこりできます。
春節、つまり旧暦のお正月は中華民族にとって最も大切なイベントです。中国でも地域によって春節の過ごし方は実に様々。中国の南西部に位置する四川省の人々は他の地域と比べると、急がずのんびりとしていると言われています。四川省の春節ではどんな体験ができるのでしょうか。四川省の素敵な春節の過ごし方を見てみましょう!
成都国際金融センター
閬中の街並み
春節の閬中市では、お茶を飲みながら四川省北部の影絵や等身大の人形劇を楽しむのがおすすめです。ここは春節文化発祥の地と言われています。「春節の父」と呼ばれる閬中市出身の落下閎(紀元前156年~紀元前87年)が制定に参加した太初暦(漢の武帝の太初元年(紀元前104年)の改暦によって採用された太陰太陽暦の暦法)で、「新年の始まり」が「春の始まり」とされていることから「春節」が始まったとされています。
等身大の人形劇(四川省北部)
四川省の影絵芝居
綿竹年画
年画(春節に民家内部や外玄関に飾られる版画)や切り絵がお祭りの雰囲気を盛り上げます。四川省綿竹市の綿竹年画は、木版彫刻と手描きによって彩られ、色も鮮やかです。
平武の切り絵作品
四川省綿陽市平武県の切り絵を見てみましょう。十二支の絵柄や幸運を象徴する愛らしい子供をモチーフにした絵柄が多く、とってもおめでたい飾りなのです。
楽山市井研県の農民画
四川省楽山市井研県の農家の人たちによる絵画は、素朴なタッチと鮮やかで大胆な色使いが特徴です。春節を祝う人々の生き生きとした様子がうかがえます。
錦里街
春節(旧暦1月1日)の日、成都市の人々は三国時代(220~280年)の蜀(現在の四川省)の宰相、諸葛亮を祀る武侯祠に足を運び、出店を楽しむのが大好き!郷土料理を楽しんだり、四川オペラ「川劇」を鑑賞したり、市場で買い物をしたり…ここは四川の歴史と人々の文化に触れることのできる見逃せないスポットです。
川劇の「変面」
春節の終わりを告げる元宵節(旧暦一月十五日)になると、四川省達州市の人々は「火龍」を燃やして天候や豊作を祈ります。自貢市の人々は盛大なランタンフェスティバルを通じて、幸運と繁栄を祈ります。
燃やされる「火龍」(達州市)
ランタンフェスティバル(自貢市)
四川省の春節と言えば、郷土グルメも見逃せません。生活をスパイスで彩る火鍋、一年の実りをもたらすと魚の豆板醤煮※もぜひ味わってみてください。※中国語で「魚」と「余」の発音は同じで、ゆとりのある暮らしへの祈願が込められ、魚料理は大晦日の食卓に欠かせてはいけない逸品です。
四川火鍋
魚の豆板醤煮
成都国際金融センターのツインタワー
春節とは皆が待ちに待ったお祭りであり、愛と希望に満ちたひとときです。
幸福、繁栄、そして再会を皆で集まってお祝いします。
さあ、特別な春節を、四川省で迎えましょう!